3MH3A
モジュールタイプ　1-/2-/3軸テスラメータ

「3MH3」は組込用途、実験用途に最適なモジュールタイプのテスラメーターです。
非常にコンパクトで、置き場所に困りません。1軸、2軸、3軸の磁気測定に対応しており、特に3軸測定は、世界で唯一の「1チップ3軸磁気センサ」による高精度計測が可能です。
磁気プローブ（モジュールＨ）の選択肢が広く、汎用性が高いのも特長。
USBジャックを装備しPCとの通信も可能です。

磁気センサの領域は、「0.15×0.01×0.15mm³」と非常に小さく、高い空間分解能を備えているほか、3方向の角度精度は0.1°以内と超高精度を誇っています。また、チップ上に配置された増幅回路によって磁気センサからの信号を大きな電圧に増幅して伝達するため、電磁妨害の影響を受けにくいのも特長です。

高精度な磁界測定に必要な要素の全てを、ワンチップに集積したインテグレート磁気プローブは、今までにない超高性能な磁気検出デバイスです。

測定レンジは、「0.02T／0.2T／2T／20T」の4種類をご用意し、分解能は100ppm×レンジ、他では真似のできない高度な技術がギュッとつまった1台です。

テスラメータの構成

テスラメーター（ガウスメーター）3MH3は、インテグレート1-,2-,3軸磁気プローブと、高精度アナログ磁界変換器、デジタルモジュールによって構成されています。
センサによって検出された3軸（Bx,By,Bz）の磁界は高レベルに温度補償され、デジタル表示器には、0.05%の精度で値を表示します。

3MH3は、USBシリアルポート装備しており、PCとの通信が可能です。
ベーシック、C言語、C＋＋、LabVIEWなどを使って容易にPCベースの自動集録システムを構築することも可能です。また、インテグレート磁気プローブに統合された温度センサの出力も磁界の出力とは別にアナログ電圧として出力されます。

特長

1. 1.産業用アプリケーション、組込用、実験用に適した超コンパクトサイズのテスラメータ
2. 2.画期的なインテグレート磁気プローブにより、高精度1-,2-,3軸測定が可能
3. 3.DC～AC磁界の測定に対応（<1KHz）
4. 4.測定精度　0.1%以下　代表値0.05%
5. 5.温度補償機能（インテグレート磁気プローブ内に温度センサ装備
6. 6.LCDデジタルディスプレイ付　（表示：Bx,By,Bz　と温度）
7. 7.データ集録／表示ソフトウェア付（Windows7,XP）

外観寸法図

選択可能な磁気プローブ（モジュールＨ）